みかんずファームの柑橘畑は山口県萩市にあります。
それほど広くはない畑ですが、萩市の名産品である夏みかんを栽培していました。
ですが祖母が管理していた夏みかんの木も現在ではほとんど枯れてしまい、現在残っているのは数本。
10年ほど前から温州みかんの苗を何本か植えて、家族や友人に少しあげる程度でギリギリ畑としてやってきましたが、我が家は現在は萩市には住んでおらず、季節に1~2回通い、伸びた草を刈り、食べれる分だけのみかんを収穫していました。
そんなことを続けていた10年の間に近所にあった夏みかん畑はどんどんなくなり、家が建ち、すっかり景色が変わってしまっていました。
畑として続けていくのは大変だけれど、育ったみかんを切って家を建ててしまうなんてあっという間のこと。
● なんとか柑橘畑として残しておきたい。
● どうせやるなら美味しいみかんを育てたい。
そんな思いで柑橘栽培に本気で取り組んでみることにしました。
萩市は夏みかんが名産です。
夏みかんを育てることが町のためになるのかもしれない。だけど
● もっといろんなみかんを育ててみたい。
● 農薬なしで美味しいみかんを作りたい。
みかんずファームではこれからは夏みかんの栽培をする予定にはしていません。
いろんな種類の柑橘を育ててみようと挑戦しています。
農薬を使わないように栽培しています。
除草剤などは使用しないため、畑は草に覆われています。
住宅街の中に畑のため、隣接するお宅には伸びっ放しの草でご迷惑をおかけすることもあります。
どこまで自分たちのやり方を貫いていけるのか、このままやっていくのは難しくなる時がくるかもしれません。
できるところまで頑張っていこうと思っておりますので、あたたかく見守っていただけると幸いです。